栄養士 鈴木 玲奈
常にお客さまの要望に
応えられる栄養士になりたい
鈴木 玲奈 Rena Suzuki
カフェテリア業態
オフィス食堂勤務/栄養士
2020年入社
採用情報
栄養士 鈴木 玲奈
常にお客さまの要望に
応えられる栄養士になりたい
鈴木 玲奈 Rena Suzuki
カフェテリア業態
オフィス食堂勤務/栄養士
2020年入社
現在、北関東にあるオフィス食堂で働いています。私のほか、チーフ、先輩栄養士の3名が正社員として勤務し、そのほかはパートさんにサポートいただいています。食堂はモーニング、ランチ、ディナーの3食を営業し、メニューは基本的に日替わりで、月に何度かイベントメニューを企画し、提供しています。
私はランチをメインに、わずかな時間ですがディナーにも携わっています。業務としては、厨房での調理、盛り付け、配膳が中心です。調理はまだチーフに教わりながら作業している段階なので、当面は一人で調理を任せてもらえるようになることが目標です。お客さまと接する際に「ごちそうさま」「おいしかったよ」と声をかけていただいたり、お皿がきれいな状態で戻ってきたりすることが励みになっています。ランチ営業後は、栄養士の先輩社員と一緒に事務作業を行い、献立の組み立てやメニュー表の作成など、デスクワークも一つずつ覚えています。
職場の雰囲気はとてもアットホームです。はじめは営業店のことが何も分からない状態でしたが、チーフや先輩から丁寧に指導していただき、ひとつずつ仕事のやり方を覚えることができました。パートさんも明るくて話しやすい方たちばかりで、人に恵まれていることが実感できる環境で働いています。
日々学ぶべきことがある職場ですが、中でも感心させられたのは、先輩のご飯の盛り付けです。お客さまによって好みのご飯の量は違いますが、先輩はお客さま一人ひとりの好みの量を覚えてよそっています。そうすることで、作業効率も上がり、フードロスも避けられ、何よりお客さまにとってうれしいサービスになるのでとても感心しました。それができるようになるためには経験が必要になりますが、そのような気配り・心配りがさりげなくできるスタッフを目指していきたいと思います。
キャリア形成制度の研修プログラムは、日々の業務を振り返る時や今後の目標を立てる時にとても役立っています。衛生面からはじまり、調理業務、栄養士業務といったように、習得項目の難易度が徐々にレベルアップしていきます。3年間という期間で仕事の基礎を固めることができ、自分自身の課題にじっくりと向き合える時間は貴重です。一度に多くの仕事を覚える心配がなく、3カ月ごとに段階的にステップを踏んでいけることで、着実にスキルアップができていると感じています。
入社当時は、業務を通じて分からないこと、自分一人で判断できないことがたくさん出てきて、このままでは理解できないことでいっぱいになってしまうと感じました。学生時代に自分から質問をすることなく、自己完結してきたことが、仕事上はうまくいきませんでした。今では「人と話す」機会が圧倒的に増え、その場で疑問を解決できるようになったことが、一番の成長だと思っています。
2020年4月、栄養士として入社しましたが、栄養士業務だけでなく、営業店で調理業務が経験できることにも強く共感しています。他の企業では栄養士としての業務に専念することが多いようですが、当社では栄養士でも営業店の知識や技術の習得からスタートします。この経験は栄養士としての一歩を本格的に踏み出した際、調理の手順を把握していることで現場目線での考え方やアイデアも浮かび、献立を組み立てる際にきっと役立ち、営業店を知ることで、さまざまな引き出しを備えた栄養士になれるはずです。また、栄養士を目指すうえで大事にしているのは、自分のやりたいことだけをやるのではなく、まずは料理を食べてもらうお客さまの意見に耳を傾けること。お客さまの意見を取り入れられるようになるためには、今まで以上にスキルやアイデア、柔軟性を磨き、常にお客さまの要望に応えられる栄養士になりたいと思っています。